橋本まさるのフォトダイアリー

最近の県政の動きや知事としての活動をまとめた近況報告です。

2011-09-30

 

平成23年9月27日 東日本大震災・福島原発事故に関し,野田総理大臣・安住財務大臣等に要望

 国の復興対策について,東北3県及び東北3県内市町村と同様の財政支援等を,本県及び県内市町村に対して行うよう,本県選出の国会議員の皆さんとともに,野田総理大臣,安住財務大臣,平野復興担当大臣,輿石民主党幹事長に要望を行った。
 国においては,ややもすれば東北3県あるいは東北地方に限定した財政支援措置を講じようとする動きが見られる
 例えば,地域グリーンニューディール基金や地域医療再生基金を活用した対策などは,被害状況から見れば,本県も対象とされて当然ではないかと思う。
 このため,本県が今回の震災により,福島県と並ぶほどの大きな被害を受けていることや,福島第一原子力発電所事故の影響により,県民の日常生活や経済活動が大変厳しい状況にあることなどを説明し,「茨城を忘れないで下さい」と強く申し上げた。
 野田総理大臣からは,「被災地は3県だけではない。茨城県も含めきちっと対応する」との発言をいただいたところであり,その言葉どおりに実行されることを期待している。
    (写真:(上)野田総理大臣への要望,(下)安住財務大臣への要望の様子)

 

平成23年9月25日 県立こころの医療センター新病院の開院式を開催

 県立こころの医療センターの新病院が 10月1日にリニューアルオープンするのを前に,開院式を執り行った。
 当センターは,昭和35年にこの地に開設した県立友部病院の老朽化・狭隘化が著しいことから,建設を進めてきたものだ。
 近年,社会環境の変化に伴い,心の病が大きな問題となっている。今年7月の国の社会保障審議会医療部会では,都道府県が作成する地域保健医療計画において4大疾病とされてきたがん・脳卒中・心臓病・糖尿病に,新たに精神疾患を追加し5大疾病とすることが了承された。
 こうした中で,当センターが,地域の精神科医療の中核病院として大きな役割を果たせるよう取り組んでいきたい。
                           (写真:式典におけるテープカットの様子)

2011-09-28

 

平成23年9月18日 県身体障害者スポーツ大会を開催

 石岡運動公園において,第49回茨城県身体障害者スポーツ大会を開催した。
 例年,笠松運動公園で開会式を行っていたが,今年は震災の影響により,会場を石岡市に移して実施した。
 真夏のような太陽が照りつける中での大会となったが,選手の皆さんは,一生懸命に競技に取り組んでくれた。
 大会を支えてくれている関係者やボランティアの皆さんに心から感謝したい。
 平成31年度には本県において全国障害者スポーツ大会が開催される。障害をもった方々がスポーツに取り組める環境を充実させ,大会の成功に向けて準備を進めていきたいと考えている。
                             (写真:開会式での記念品贈呈の様子)

 

平成23年9月8日 霞ヶ浦のアオコ発生状況を視察

 霞ヶ浦でアオコが大量発生していることを受け,現地視察を行った。
 土浦港など3カ所を見て回ったが,湖面がアオコでびっしりと覆われ,悪臭もひどく,近隣住民の方々をはじめとして多くの皆様が多大な迷惑を受けていることを実感した。
 県では市町村と協力しながら下水道への接続支援や高度処理型浄化槽の設置促進などの生活排水対策とともに,家畜排出物の堆肥化施設の整備促進や水田の循環かんがい事業の実施など,流入負荷の削減に努めている。
 その結果,流入河川の水質については,昭和61年度に7.3mg/㍑であったCOD(化学的酸素要求量)が平成22年度には5.2mg/㍑まで低下するなど,一定の効果が表れてきているものの,湖内の水質についてはなかなか改善がみられない状況だ。
 専門家からは,水質浄化のためには,リンの濃度を下げることが効果的であるという意見をいただいており,今後,下水道処理施設における新たなリン除去技術の導入にも力を入れていきたいと考えている。
 アオコ対策には,大量発生の原因を突き止め,国・県・市町村が同じ問題意識を持って対策を講じていくことが重要だ。特に,霞ヶ浦は琵琶湖と違い国が管理していることから,国において抜本的な湖内の水質浄化対策を早急に実施してくれるよう強く要望していきたい。
                              (写真:土浦港における視察の様子)

 

平成23年9月5日 救急医療功労者表彰式を開催

 毎年,9月の「救急医療週間」(9月9日の「救急の日」を含む一週間)に,救急医療功労者表彰式を開催している。
 今年は,長年にわたり救急医療に活躍されてきた5団体と医師・医療従事者の35名の方々に加え,東日本大震災において救急医療の確保に大変なご尽力をされたDMAT(災害派遣医療チーム)の皆さんなど8団体を表彰させていただいた。
 この度の震災では,県内病院の9割以上に相当する170施設が被害を受けた。
 その一方で,地震発生日からの1週間で救急車の出場件数が通常時の2倍にあたる4千件を超え,停電や断水,食糧や燃料の不足といった厳しい環境の下で関係者の皆さんが医療の提供に努められた。
 県民の命を救うため一生懸命に取り組まれた皆さんに改めて感謝するとともに,これからも,県民が安心して暮らせる救急医療体制の充実にお力添えをお願いしたい。
          (写真:(上)表彰式でのあいさつ,(下)表彰状授与の様子)

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